横浜のシニアクラブで地雷教室を開催しました

2015年9月10日、横浜で活動する「野あざみの会」で、なんだろう地雷出前教室を行いました。「野あざみの会」は毎月勉強会や様々なイベントを開催しているシニアクラブで、今月の勉強会がこの地雷教室です。この日は大変な大雨。それでも約25名の方に集まっていただきました。講師はピースボートスタッフの大下圭佑です。

みなさん、地雷について学ぶのは初めてということで、まずは地雷とはどういうものかを説明します。火薬や信管などを抜いた本物の地雷を一人一人にさわっていただきました。外側はプラスチックとゴムでできた、おもちゃのようにもみえる地雷。実際に被害に合うのは、農民や子ども、女性であることを知ると、「恐いわね〜」と思わず声に出す方も。

そして、P-MACが地雷除去を支援しているカンボジアの様子を写真を使って説明。大下が実際にカンボジアで見聞きした地雷被害者の現状や地雷除去の様子に参加者も真剣に耳を傾けてくださいました。

「今、私たちができる事として、世界で起こっていることを知ることが大切です。知らない事を知ることが国際協力への第1歩です」
そんな大下の言葉に、参加者の多くの方がうなずきながら聞いていました。

参加者の方からは「地雷には有効期限のようなものはないのか?」と質問をいただきました。地雷は一度埋められると、除去をしない限りは半永久的に効力を発揮します。そのようなやり取りから地雷問題の深刻さを理解していただけたと思います。

地雷教室では、私たちが行っている地雷除去支援への募金のお願いをしているのですが、今回は「野あざみの会」が手作りの募金箱を用意して、募金の呼びかけまでしていただきました。みなさま、ご協力ありがとうございます!

P-MACでは多くの方に地雷問題を知っていただくため、地雷教室を行っています。ご依頼をいただければ、地雷模型や写真を持って全国どこへでもお伺いします!詳しくはこちらをご覧ください。

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