地雷原が農地に生まれ変わりました

P-MACがおこなっている地雷除去のための街頭募金「カンボジアから地雷をなくそう100円キャンペーン」ではこれまで147万㎡の土地の地雷除去を支援して、818個の地雷と不発弾が処理されました。

2013年末に地雷除去支援が終了したトロペアンクナール村のその後をご紹介します。

地雷除去が終了した土地です。すぐ隣には家が建っています。ここに暮らす人々は土地が地雷原だとわかっていましたが、他に農業できる土地がなく、この地雷原を耕し、畑をつくり、料理に使う薪を拾っていました。何度も地雷が見つかったことがあり、一歩間違えば大事故につながる恐れがありました。

安全に、そして安心して生活できるように地雷が除去され、この土地の周辺に暮らす人々の農地となりました。

訪れたのは乾季。農作物はあまり多くはありませんが、地雷除去が終わったことで、新しく炭焼窯が作られています。これまでは自分たちが食べる分を育てるのが精いっぱいでしたが、炭を売ることで収入を得られるようになりました。雨季になるとお米を植えます。

地雷除去したのは10万㎡。端には地雷原の目印であるドクロマークがあります。これより先はまだ安全が確認できていません。地雷除去団体は村人に、決してこの看板より後ろに入らないよう、注意喚起しています。

こちらはレット・リンさん。夫と8人の子どもと暮らしています。リンさんの家の横にある柵の向こうが今回地雷除去した土地です。除去前は、リンさんの夫が地雷原を耕している時に不発弾を3つ見つけていました。今は炭やお米を作って少しずつ生活も良くなってきました。

リンさんの娘さんはお手伝いの最中かな?お母さんと一緒にレモングラスを収穫していました。

リンさんに話を聞いていた時、チェット・ロンさんが会いに来てくれました。ロンさんは支援を開始する前に村の状況を教えてくれた方です。笑顔で迎えてくれたロンさんですが、以前訪れたロンさんの家はなくなっていました。

ロンさんの夫が交通事故に遭い、片足を失う大けがを負いました。その治療費を払うため、これまで暮らしていた家の木材を売り払っていました。今は他の人の家の軒下を借りて暮らしていますが、これから農業をしてお金を貯め、同じ場所に新たに家を建てる予定です。

地雷がなくなったことで全てが解決するわけではありませんが、少しずつでも確実に人々の生活が変わっています。

「カンボジアから地雷をなくそう100円キャンペーン」では引き続き、地雷除去支援を続けています。あなたも地雷除去にご協力ください。

「カンボジアから地雷をなくそう100円キャンペーン」
郵便振替口座 00130-3-557600
ゆうちょ銀行 019店 当座0557600
加入者名 ピースボート地雷廃絶キャンペーン P-MAC

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