こんにちは。ピースボートの河合由実です。
ピースボート地雷廃絶キャンペーンP-MACは、世界各国に埋められ人々を苦しめる地雷について多くの人に知ってもらうために、地域の集まりや学校などで出前教室を行っています。
2021年9月12日、ピースボート第69回クルーズに乗船した方に向けて「なんだろう地雷出前教室」を開催しました。
ピースボートの大下圭佑と河合由実が地雷問題やP-MACが支援をしているカンボジアの様子についてお話ししました。
この地雷教室を主催してくださった湯岡晴香さんは、2010年に出航した第69回ピースボート地球一周の船旅の参加者です。
そして地雷教室を聞いてくれたのは、この第69回ピースボートの過去乗船者でP-MACを応援してくださっている有志のメンバー。クルーズから11年の同窓会も兼ねた会となりました。
緊急事態宣言が発令されていたことと、遠方に住んでいる参加者も多かったので、オンラインでの開催となりました。
参加者の中には、初めて地雷の話を聞いた方もいて、「子供にも知ってほしい内容だった」「普段であればなかなか聞かない遠い国の問題で終わるが、ピースボートがつながりを作ってくれた」という声をいただきました。
今回大下が自分たちにできることとして紹介した中に、地雷のことを伝えるというのがあります。
お子様や身内・友人に広めていただくことで、多くの人の目にとまり、それが支援につながり、1日でも早く地雷がない生活を送れる日が来ると信じて活動をしています。
参加者の中には小学生のお子さんもいたので、これをきっかけに少しでも興味を持ってもらえたらと思いました。
また今回の地雷教室をとおして、ピースボートの船がきっかけで社会問題を考えるようになり、クルーズ下船後も社会問題に目を向けて考えている人たちがいることを実感して、ピースボート自体の意義も感じる会になりました。
文:河合由実
P-MACでは多くの方に地雷問題を知っていただくため、「なんだろう地雷出前教室」をおこなっています。
ご依頼いただければ、地雷模型や写真を持って全国どこへでもお伺いします。オンライン開催も可能です。
ご依頼をお待ちしています!