9月1日に出航した第102回ピースボート「地球一周の船旅」はハワイ、中南米の国々やアメリカ、カナダ、オーロラを見てヨーロッパやアフリカの国々をめぐり、現在はタイのプーケットに向けて航海を続けています。
12月3日にはシンガポールに入港。ここから「カンボジア地雷問題検証ツアー」の参加者が船を一時離脱して、カンボジアで5日間のスタディーツアーをおこないます。
5日間のツアーを実り多いものにするため、メンバーたちは船内で少しづつ準備をすすめています。その様子が船から届きましたので、ご紹介します。
こんにちは。外山綾子です。
私たち地雷問題検証ツアーの参加者は、カンボジア出発に向けて船内で事前学習をしています。
これまで地雷や不発弾の特徴、P-MACや地雷除去団体「カンボジア地雷対策センター(CMAC)」のこと、対人地雷全面禁止条約(オタワ条約)のこと、カンボジアの歴史や現状について学びました。
船内で学んだことをグループごとに振り返り、確かめ合うことで、カンボジアへの意識が少しずつ高まってきました。
そして船内の人たちにもカンボジアのことを知ってほしいという思いから、11月21日に「どうしてカンボジアには地雷が埋まっているの?」というタイトルで企画を行いました。
地雷ってなんだろう?どうして地雷が埋まっているんだろう?という『?』を、クイズを混ぜながら解説しました。
このように事前学習や企画を行うことで、「今の現状を知りたい」という気持ちも強まってきました。
ツアー後に船内で報告会も行うので、感じたこと、考えたことを伝えられるよう、カンボジアでたくさん学んできたいです。
文:外山綾子(とやま あやこ)
ツアー後にはカンボジアでの様子もお伝えしたいと思いますので、お楽しみに。
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