「みんなでつくるカンボジアの平和」内戦の歴史と地雷被害者の今を知る
2018年9月1日に横浜を出航した第99回ピースボート地球一周の船旅で、カンボジア地雷問題検証ツアーの参加者がカンボジアを訪れました。ツアー報告第一弾です。2018年9月7日、カンボジアに地雷が埋められた背景となる内戦の歴史と地雷被害者について学びました。
キリングフィールド
ポル・ポト政権時代に多くの人々が殺された場所がキリングフィールドで国中にあります、その一つがシェムリアップの町中にあります。現在は慰霊のための寺院となっていて、中にはポル・ポト時代の様子を伝える小さな資料館があります。



シェムリアップ州立リハビリセンター
義足などを無料で作成して歩行訓練をする施設。義足は劣化や体形の変化によって数年に一回新しいものに変える必要があります。1人ひとりにあわせて微調整を繰り返しながらつくります。義足作成の過程を見学し、歩行訓練をしていた患者さんにお話を伺いました。



アンコール・ハンディクラフト・アソシエーション(AHA)
カンボジアで売られているお土産のほとんどが実はカンボジア産ではありません。AHAはカンボジアの人々がカンボジアの材料で商品をつくり、適切な代金を手に入れられるように設立された団体です。参加者も「カンボジアの人々のためになるなら!」「とてもかわいいアクセサリーやスカーフがいっぱい!」と買い物を楽しみました。


アンコール障がい者協会(AAD)
地雷被害者のセム・ソワンタさんが設立した障がい者を支援するNGOです。職業訓練や農業支援、障がい者スポーツなど、障がい者の社会復帰を応援し、障がい者に優しい社会をつくろうと活動しています。ソワンタさんには地雷事故の体験やNGOを立ち上げるに至った経験など、自身の半生を話していただきました。



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