P-MACオリジナルグッズのデザイナーを紹介　村添心愛さん

カンボジアのことについては、『最初に父が殺された』というポル・ポト政権下のカンボジアを生き抜いた少女の物語を本と映画で見て知りました。

ピースボートとKNT（Know Nukes Tokyo）が開催した「核兵器禁止条約“模擬” 締約国会議」というイベントに参加したとき、偶然担当国がカンボジアになり、その際により深くカンボジアの地雷被害を知りました。

そしてP-MACの活動はピースボートがグッズを販売していたことで知りました。

「核兵器禁止条約“模擬” 締約国会議」に偶然参加していたナイキさんに声をかけてもらったのがきっかけです。

あと、先ほど紹介した本と映画（『最初に父が殺された』）では、つい目を背けたくなるような瞬間もありました。

ですが、目を背けることなくしっかり問題に向き合い、一刻も早く地雷被害国で地雷除去活動を進めて行けたらと思います。

デザインを描くことで、少しでも地雷除去の活動に関われたらと思いました。

完成までは9か月くらいかかってしまいました。ワーホリの準備なども同時にしていたので、あまり時間が取れず取り掛かるのが遅くてご迷惑をおかけしました。

１年間住みます！

ワーホリは2つ理由があります。

1つ目は、小学生の頃からずっと海外に行きたかったんですけど、やっと手にした地球一周への切符もコロナの影響で出航できない状況が続いて、“海外行きたい欲”が爆発したからです！（笑）

2つ目は、将来海外で働きたいので英語の修得と海外での就業経験のためです。

今カナダに来て1ヶ月ほどですが、みんなフレンドリーで親切で、なによりカナディアンロッキーが綺麗で毎日感動してます。

「太陽」をモチーフにしているんです。太陽が与えてくれる温もりと優しさを被害者の想いと重ねて表現したかったからです。

最初何をモチーフにデザインするかすごく悩みました。

P-MACの活動とカンボジアの実態をリアルに知ってもらいたいという思いと、地雷などを直接モチーフにする事で思い出したくない過去を被害者に思い出させてしまうかもしれないというジレンマを抱えていたからです。

その時に、被害者の方々の感情を表してみようと思いました。

私は実際にカンボジアに行ったり地雷被害者の方に会ったわけではないですが、地雷被害の話を聞いて辛い過去を抱えながらも前を向いて未来に進んでいるんじゃないかなと思いました。

その姿を想像したときに温もりと優しさが溢れていたので私が好きな太陽と重ねてみました。