P-MACが支援をして2005年に完成したコーケー小学校。長年の雨風やシロアリの影響で柱が老朽化して、倒壊の危険がありました。
そこで、このたび補修工事をおこない、再び安全に子どもたちが通えるようになりました。
補修工事の様子
補修の必要だとわかったのは昨年の夏ですが、その後洪水が発生したことで必要な木が水に濡れてしまい、作業を始めることができませんでした。乾季になりようやく木を切り出すことができるようになりました。
2017年1月2日、補修工事がはじまりました。コーケー村の森から切り出した木を柱に加工していきます。
壁や屋根の木材をはがし、新しい柱や梁をたてていきます。瓦も破損していた部分があったので、新しいものにかえました。
そして再び壁や屋根を元の状態に戻します。
シロアリの被害で脆くなっていた梁も新しいものにかわりました。
そして、1月9日には再び教室が使えるようになりました。
子どもたちが教室に戻ってきました
ここは1年生が使っていた教室です。これまで他の場所で授業を受けていた子どもたちが、数か月ぶりに教室に戻ってきました。
コーケー小学校の補修費用の一部として、P-MACの活動に継続的にご協力いただいている社会人バンド「メロメ」のみなさまからもご寄付をいただきました。現地での補修手配は、コーケー小学校で教育支援をおこなう現地NGO「Ponheary Ly Foundation」にご協力いただき、必要な木材は村から提供を受けました。
多くの方々の協力で安全になったコーケー小学校、子どもたちが元気に通っています。
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