P-MACの2016年度の活動をまとめてご報告します。より詳しい報告書はこちら→P-MAC 2016年度活動報告書
地雷原の村に小学校が完成
P-MACの地雷除去募金「カンボジアから地雷をなくそう100円キャンペーン」には全国のみなさまにご協力いただきました。その募金でカンボジア北部に位置するスナハイ村に小学校を建設しました。
2014年以降、P-MACはスナハイ村の地雷を除去して、そこに小学校を建設するために募金活動を続けてきました。2015年には地雷を除去、そして2016年には安全になった土地に小学校を建設しました。
2016年11月から、子どもたち228人がこの学校で学んでいます。
小学校の開校式を開催
スナハイ村に完成した小学校は「ピースボート・スナハイ小学校」と名付けられました。これまでこの小学校のために募金活動を続けてきたボランティアスタッフ、地雷除去団体「カンボジア地雷対策センター(CMAC)」のスタッフ、この学校に通うことになる子どもたちと村の人々、総勢300名が集まって開校式をおこないました。
コーケー小学校の補修工事
P-MACはスナハイ村の他にも、これまで3つの小学校の地雷除去と建設を支援しました。2005年に完成したコーケー村の小学校には、これまで何度も訪れて交流や教育支援を続けてきました。
これまで村に人たちによって大切に使われてきたコーケー小学校ですが、10年以上たって建物が老朽化。倒壊の危険が出てきたため補修工事をおこないました。
「カンボジア王国友好勲章」と「ソワタラ勲章」を受章
P-MACはこれまで1.5㎢の土地の地雷除去を支援し、その結果約900個の地雷と不発弾が処理されました。これまでの活動を認めていただき、2016年にはP-MACと全国5つのピースボートセンターが「カンボジア王国友好勲章」を受章しました。これはカンボジア政府からカンボジアの復興に貢献した外国人に贈られる勲章です。また、ピースボート共同代表の吉岡達也とピースボート地雷廃絶キャンペーン P-MAC 事務局長の森田幸子が「ソワタラ勲章」を受章しました。
地雷問題を伝える活動
P-MACは今も続く地雷問題を多くの人に知ってもらうために、そして地雷をなくすための活動に参加してもらうために、様々な活動をしています。全国のピースボートセンターを中心に街頭募金活動、地雷についての出前授業「なんだろう地雷出前教室」や勉強会、地雷除去団体や支援している村を訪れるスタディーツアーなどをおこないました。
より詳しい報告はピースボートのウェブサイトにアップしていますので、是非ご覧ください↓
ピースボート地雷廃絶キャンペーンP-MAC 2016年度報告書
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