ソワンタさんスピーキングツアー(10/23、24)

ソワンタさんの講演会「両脚をなくしたソワンタさんの挑戦~カンボジア・地雷被害者支援の現場より~」は、これまで東京(10/24)、京都(10/25)、大阪(10/26)、名古屋(10/27)と開催して、残すは福岡(10/28)のみです。毎日忙しく各地で講演を続けるソワンタさんの様子、ご報告です。

ピースボートでは10月23,24日と横浜港で船内見学会を開催しました。そこで、見学会に来られた方々にもソワンタさんの話を聞いていただこうと船内での講演会開催。こちらは10月23日の様子です。

写真ではわかりにくいですが、ソワンタさんの上にはミラーボールが。ミラーボールの下で語られる地雷被害者のお話って珍しい組み合わせですね。

船内ではピースボートのゆるキャラ「シップリン」とも遭遇しました!

シップリンは遠い海の向こうで生まれた船の妖精なんですが、ソワンタさんはシップリンの中身に興味津々です。

そして、今回のスピーキングツアーで一番忙しい10月24日には1日で3回の講演を行いました。
まずは朝から宿泊している横浜港近くのホテルを出発して玉川学園(東京都)に向かいます。玉川学園高等部は国際的に活躍できるグローバル・リーダーの育成を図ることを目的に国が指定するスーパーグローバルハイスクールに選ばれ、「世界に通用する人づくり」を進めている学校です。

これまでにも先生が地雷問題についての授業を進めてきました。
当日はソワンタさんの話の前に、先生が前日から準備していた模擬地雷原で生徒さんが地雷除去体験。小さな金属探知機を使って紙切れの中に埋められた地雷を探して、地雷探知の難しさを体験します。

これまでにも映像や米軍で地雷除去訓練を受けた経験を持つ先生の話を聞いてきた生徒さんたちだけあって、熱心にソワンタさんの話に耳を傾けていました。

玉川学園での授業が終わるとすぐに横浜港にとんぼ返りして、再びピースボートの船内見学会で講演です。この日はフォトジャーナリストの久保田弘信さんとの対談です。久保田さんもソワンタさんが乗船した第84回地球一周の船旅に乗船していただき、船がカンボジアに帰港した時にはソワンタさんのNGO「アンコール障がい者協会」を訪問しました。カンボジアから日本までは一緒に乗船されて、クルーズ中も対談企画をしていただきました。久保田さんがカンボジアで撮影した写真を使いながら現在のカンボジアを紹介した後、ソワンタさんが過去に経験した地雷被害のお話に移っていきます。

そして、そのあとはまた東京に向かいます。「ピースボートセンターとうきょう」で公開イベントを開催。

多くの方に聞きに来ていただき、講演後もソワンタさんへの質問が続々出ていました。

長い距離を移動して、分刻みのスケジュールでしたが、多くの若者と話ができてソワンタさんは嬉しそうでした。そして、次の日は京都に移動して公開イベントです。(つづく)

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