ソワンタさんスピーキングツアー(10/27-30)

ソワンタさんスピーキングツアーの最後のレポートです。

これまでのレポートはこちらをご覧ください↓
10/23,24 関東編
10/25,26 関西編

10月27日は少し大阪で時間があったので、お店を回りました。目当ては、車椅子マークのステッカー探しです。

このマークです。日本では電車や駐車場、障がい者の方が乗っている車に張っていますね。これは世界共通の国際シンボルマークなのですが、カンボジアでは見たことないようで、カンボジアでもこのマークを普及したいと、見本に1つ購入しようと何軒かお店を回ってみました。

見つからず。「赤ちゃんが乗っています」マークはよく売ってるのですが、車椅子マークは見当たりません。大きなホームセンターなどに行けばあるのかな?今回はあまり時間がなかったので、ここであきらめ、名古屋へ移動します。
(結局滞在中には見つからなかったので後日、ソワンタさんにはこのマークのデータをお送りました。)

夜は名古屋で公開イベントです。

イベントの初めには、ソワンタさんから参加者の方への音楽のプレゼントから始まります。カンボジアの伝統楽器を使ってソワンタさんが作曲した曲を演奏していただきました。実はソワンタさん、この楽器の練習を始めたのはわずか数か月前。楽譜は読めないけれど、音を聞いたら大体ひけるようで、スピーキングツアーの前に乗船していただいたピースボートの船旅の中で覚えた日本の童謡「チューリップ」も披露してくれました。

10月28日、まずは名古屋港に入港中のピースボートの船での講演です。この日はピースボートの船の見学会がおこなわれていて、その中で講演会を開催しました。

とっても良いお天気でピースボートの船「オーシャンドリーム号」が青空と海の青によく映えます。ちょうどお昼時の開催で多くの方に聞いていただきました。ピースボートの船旅に興味を持って来た参加者の方に、船旅だけでなく地雷廃絶などの国際協力活動をしていることに関心を持っていただけました。

そして、船での講演会が終わると大急ぎで名古屋駅に向かい、そのまま新幹線で福岡へ。この日の夜には福岡での公開イベントです。新幹線でしばし休憩して、博多駅についたらタクシーに飛び乗り、会場へ直行です。

福岡で今回のスピーキングツアー、最後の講演です。

ソワンタさんには滞在10日間、そのうち6日間で10回の講演会をしていただきました。とても忙しいスケジュールでしたが、最後まで力強い語りで、自身の地雷被害の経験や地雷被害者が抱える問題を話していただきました。

全ての日程が終了して10月29日には「ピースボートセンターふくおか」で交流会中だったピースボートのボランティアスタッフと合流。

鍋を囲んで九州の焼酎片手に楽しいひと時を過ごしました。ソワンタさんは日本のお酒が気に入ったようです。最後には焼酎のビンをマイク代わりにカンボジアと日本の歌を歌いました。

そして、10月30日には無事福岡空港からカンボジアへ帰国。
今回のスピーキングツアーでは全国で約400名の方に、ソワンタさんの話を聞いていただきました。今後、多くの方がソワンタさんの話を他の方に伝えたり、地雷被害者への支援について考えていいただければと思います。

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