今月アメリカはウクライナに対してクラスター爆弾を供与し、現在ウクライナとロシア双方がクラスター爆弾を使用しているようだとニュースになっています。
ロシアによるウクライナ侵攻以来、ロシア軍は多くのクラスター爆弾を使用。また、ウクライナ軍もロシア支配地域に対してクラスター爆弾を使用しました。
クラスター爆弾は、ひとつの容器(親爆弾)の中に数個から何百個もの子爆弾が入った爆弾です。
爆撃機などから投下されると空中で破裂し、子爆弾が広い範囲にばらまかれます。そのため、戦争に直接関係のない人々が被害に遭うことがとても多い兵器です。
クラスター爆弾の被害に遭うと、死亡する確率も高く、命が助かったとしても手や足を失ったり、体中に傷跡が残ったりと、深刻な障がいが残ります。
また、子爆弾は不発弾となって残ることがとても多く、戦争が終わった後もクラスター爆弾の被害が絶えません。
ロシアとウクライナによるクラスター爆弾の使用によって、多くの人々が被害に遭い、住宅や病院、学校なども破壊されています。そして不発弾は今後も被害を生みだし続けます。
私たちはクラスター爆弾を使用することにも供与することにも反対します。
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