日常生活の中で地雷事故が起こっています

<対戦車地雷の爆破事故により大破したトラクター。運転していた男性は死亡した>


カンボジアでは2020年1~4月までの4か月間に、地雷や不発弾によって26人が被害にあいました。そのうち5人が亡くなり、7人は腕や脚をうしないました。
そして、5月にも多くの事故が起こっています。

5月5日、地雷の爆発事故により1人の男性が重傷を負いました。同じ日に不発弾の爆発により14~16歳の4人が重傷を負いました。
5月13日、畑を耕しているときに対戦車地雷が爆発してトラクターが大破、運転していた男性が亡くなりました。
5月17日、トラックが不発弾を踏んで炎に包まれましたが、運転手は脱出することができました。また、別の場所では地雷により負傷者が出ています。

5月21日、魚釣りのため河辺を歩いていた男性が対人地雷を踏んで足をうしないました。同じ日に、対戦車地雷によって3頭のバッファローが死亡しました。
5月27日、ショベルカーが不発弾に接触して爆発、2名の男性が負傷しました。
5月30日、トラクターが対戦車地雷を踏んで爆発し運転していた男性が重傷を負いました。

地雷事故の多くは、人々がいつものように田畑を耕したり、仕事をしたり、なじみのある場所でいつも通りの生活を営んている中で、起こっています。数十年前に埋められた地雷により、戦争が終わっても、戦争とは関係のない人々の被害は続いています。


カンボジアでは、この30年近くの間に約2,000平方キロメートルの土地の地雷除去が完了しました。でも、今も約2,000平方キロメートルの土地が地雷原として残っています。

埋められた地雷を探し出すことは簡単ではありません。地雷に使われているわずかな金属をたよりに、金属探知機を使って1つひとつ手作業で探します。時間もかかりますし、大変危険な作業です。それでも、安全な土地を取り戻すために日々、活動が続けられています。

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